先日の午後、スーパーへ買い物に行く途中、近所のお宅で、おしろい花を見かけた。
ピンクや黄色の小さな花がたくさん咲いていて、そのそばには、黒くて丸い小さな種があちこちについていた。
見ていて、ふと思った。
そういえば、子どもの頃、よく種を集めていたなぁ、と。
道端に咲いていたおしろい花の、丸くて黒くて小さな種。
夢中になって集めていた。
黒い種を割ると、中から白い粉が出てくる。
今思えば、子どもにとっては、道端に咲く花も、落ちている種も、みんな遊び道具だった。
集めた種を持って帰り、庭に植えた覚えはあるが、それ以外の種をどうしたのかは、あまり記憶にない。
最近はあまり見かけることが少なくなったおしろい花。
もしかしたら、私がまいた種も、あそこで育っていたのかもしれない‥…。
そんなことを考えながら、歩いた午後。
かわいい種を見ながら、子どもの頃を懐かしく思い出した。


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