息子が小さい頃、『きかんしゃトーマス』をよく見ていた。
初めて見たときは、機関車に顔がついていて驚いた。けれど、息子と一緒に見ているうちに、私もトーマスの世界へ一気に引き込まれてしまった。
当時は、今のようにインターネットで動画を見ることはできなかったので、録画した番組を見るか、絵本を読むかだった。
そこで、トーマスの絵本も少しずつ買うようになった。数えてみると、20冊以上になっていた。
お昼寝の時間や夜寝る前に、私たちはよく絵本を読んだ。
何度も読んでいるうちに、最後には覚えてしまうほどだった。
トーマスの絵本に出てくる『トップハム・ハット卿』という人物も興味深かった。
彼は、トーマスたちがいる鉄道の局長で、たしか、太っちょの局長と呼ばれていたような気がする。
その後、絵本は押入れの中で長い間眠っていた。
やがて、その中から状態のよい何冊かを、孫にあげた。
孫もトーマスに興味を持ち、娘もたびたび読み聞かせをしていた。
私も何度か、孫に読んであげたことがある。
きかんしゃトーマスは、世代を超えて愛されている。
最近は、トーマスの顔も少し変わってきているようだが、わが家のトーマスは、昔のままの佇まいだ。
森本レオさんの落ち着いたナレーションも、好きだったな。
アルミのお弁当箱もそうだが、この絵本もなかなか捨てられない。
家族との思い出がつまった、大切な宝物だ。


コメント