ずいぶん前のことになるが、以前子供達と夕食後に、蛍を探しに大きな公園に行ったことがあった。
蛍が逃げてしまうので、手に持っていた懐中電灯も使わず、ほとんど真っ暗な中を、こわごわと奥の池に向かって歩いて行った。
すると、池までたどり着いた。
でも、何も見えない。
本当に蛍はいるのかと半信半疑で見つめていると、ふわっと小さな光が見えた。
『今の、見た?』と小声で話していると、さらにふわっ、キラッと小さな光が動いていた。
予想していたよりもずっと小さく、かわいく光っていた。
後で調べたのだが蛍が光る時期は、5月下旬から7月上旬にかけての時期に限られるという。
儚げに光る蛍を見て、自然の尊さを感じた。


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