温泉で出会った猫たちと、来宮神社

日記

かなり前のことだが、娘と2人で温泉行ったことがあった。
踊り子号に乗って、着いた場所は、網代温泉駅。少し歩いたところにある旅館だった。
かなり歴史のある、少し古めの旅館。
温泉に入り、部屋で夕食を待っていると、外から猫の鳴き声が聞こえてきた。

私達が泊まっていた部屋は3階。
えっ、と窓を開けてみると、2階の部屋の窓の小さな小屋根に、
じっとこちらを見ている猫がいた。

お腹が空いているのか。旅館の人に伝えようか・・・。
娘と顔を見合わせ、しばらく様子を見ることにした。

夕食を食べ終わる頃には、さらにもう一匹の猫が現れ、鳴き声も二倍に。
さすがに気になって、落ち着かない私達。だが、ふと気づいた。

私達の真下の階は大浴場。猫たちはそこから立ち上がる湯気で、暖を取りに来ていたのだ。
そして、温まった猫たちは、いつの間にかいなくなっていた。

翌朝は、来宮神社に寄ってお参り。
樹齢二千年以上といわれる大楠の周りを、願いを込めてひと回りした。

身の引き締まるような寒い日だったけれど、境内でいただいた
『おしるこ』の温かさと甘さは、今も忘れられない味だ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました